働く女性にとって避けて通れないのが、毎日の通勤。特に、悪名高い都心の通勤ラッシュはできれば避けたいが、なかなかそうもいかないのがツライところだ。
満員電車はただでさえ不愉快なのに、さらに悩ましいのが車内の臭い。男女問わず汗のニオイや強すぎる香水などに、気分が悪くなったことは経験があるのではないだろうか?
OLエチケット対策委員会が2014年2月6日~7日まで首都圏に勤めるOL100人(30歳~49歳)に調査したアンケートによれば、「通勤時の電車やバスなどで、気になる嫌なこと」のランキングの上位となったのは、「よりかかってくる(&寝てる)カラダ密着」と「他人の不快なニオイ」で、8割以上を占める結果となった。
パーソナル・スペースが確保できずに苦痛を感じる満員電車では、嗅覚と言う領域まで侵入されてしまっては、不快に感じるのは当然のことである。
では、どんなニオイを不快に感じるのだろうか。「気になる嫌なニオイ」としては、「汗のニオイ」がトップとなった。続いて、「男性の加齢臭」「強すぎる香水」「口臭」「男性のスーツについた臭いニオイ(タバコ含む)」「ワキのニオイ」「頭皮のニオイ」「テイクアウトされた食べ物のニオイ」「強すぎる柔軟剤の香り」「化粧品の強いニオイ」などが挙げられた。
満員電車やバスなどで、他人の汗のニオイが気になったことは誰しも経験があるだろう。人は汗をかくものだから仕方がないものとはいえ、それが他人にとって不快であるとしたら、エチケットとしてやはり気を付けたいものである。
特に男性に比べて女性は、他人のニオイが気になる以上に、自分のニオイを気にする人も多いのではないだろうか。気が付かないうちに、自分のニオイが他人に迷惑をかけているかもしれない…そんな配慮からデオドラント用品を活用して、エチケットに気を付けている女性は少なくないはず。何より、自分の汗のニオイを感じるのはイヤなものだ。
では、実際に女性はどのようなニオイケアを行っているのか。次回のOLエチケット対策委員会の調査では、女性のニオイケアについてのアンケート調査を公開する予定だ。
OLエチケット対策委員会 「通勤に関する調査」アンケート結果
http://www.pronweb.tv/2014/03/04/140304/