つぶあん派かこしあん派か、はたまた「いちご大福なら絶対に白あん派」というコダワリを持つ方もいるだろう。そんな永遠のテーマとも言える論争に、新たな候補が参戦した。創業75年、老舗の餡&どら焼きメーカーの茜丸が開発した、青色のラムネ餡である。6月1日(月)からは、この青色のラムネ餡を使った「ラムネあんどら焼き」が発売となる。
茜丸は、看板商品の「茜丸五色どら焼き」を累計で7000万個以上販売している老舗。52種類以上の季節感ある餡を製造しているが、小豆や栗など秋から冬に使用されることが多かった。
当然ながら、夏場の売り上げが落ちる。そこで5月から業務用に「爽快ラムネあん」を発売したところ、大反響でメディアにも数多く取り上げられたため、本店限定で個人でも食べやすい「ラムネあんどら焼き」を発売するに至った。
ラムネあんどら焼きは、クエン酸の酸味料でラムネ味を完全に再現。炭酸は入っていないが、舌に残るプチプチ感がラムネをイメージさせる。生クリームと合わせることで、冷やして美味しい新感覚のどら焼きとのこと。
販売は大阪市天王寺区の本店限定で、1個216円(税込)。見た目の面白さを狙っただけでなく、夏場の売り上げアップのために老舗店が考えた渾身のメニューとあって、味も期待できそうである。SNSでも話題になりそうなのでお近くの方は1度トライしてみては?