プロトレック25周年記念!マナスルから神秘的な“ハロ現象”を表現したアニバーサリーモデルが発売

カシオの本格アウトドアギア「PRO TREK(プロトレック)」が、ブランド生誕25周年を記念して、最上位モデル「MANASLU(マナスル)」のアニバーサリーモデルを発売する。価格は22万(税込)で、10月9日(金)から発売予定。

アニバーサリーモデル「PRX-8025HT」は、プロトレックのアンバサダーを務めるプロ登山家・竹内洋岳氏の監修により、大気光学現象である「ハロ」がモチーフとなっている。

聞き慣れない人も多いかもしれないが、「ハロ」とは太陽の周りの空気中の水分子が乱反射することで輪に見えるレアな現象。時に平地でも見られるが、山ではこの後の天候が変わるタイミングで見られると言われている。諸説あるが吉凶のサインとも言われており、見た人に幸運をもたらすとも。今回は、プロトレック25周年のお祝いという意味で採用された。

「ハロ」を表現するため、ベゼル部に小さな円の反復によって作られる「ペルラージュ」と言う模様を施し、角度を変えることでキラキラと繊細に輝きを放つ仕様とした。フェイスデザインには、「ハロ」の煌きを表現するためプロトレック初のカット針を採用。

また、裏蓋には25周年記念のコイニングバックを入れた。バンドのコマにも25周年の刻印を入れた金のコマを1コマのみ入れており、これは好きな位置に付け替えてカスタマイズすることが可能だ。

機能面では、トリプルセンサーと電波ソーラーを搭載。ベゼルの材質には、通常のチタン素材より高強度で傷が付きにくい64チタンを採用。また耐摩耗性に優れるDLC処理を施し、視認性と傷に強いサファイアガラスを組み合わせ、ハードな登山にも耐えうる仕様となっている。

マナスルは、これまで「大画面」「機能性重視」などをコンセプトに質実剛健な作り方をして来たが、今回は時計的な価値、質感を上げるということにも重点を置いた。
竹内氏は、2012年に日本人初の8,000m峰14座完全登頂に成功した登山家。標高8,000mと言う宇宙に最も近い場所で出会った「ハロ」現象を生かしたい、と言う竹内氏の思いが反映されており、従来のマナスルのイメージに比べてスペシャルな神々しい仕上がりとなっている。

プロ登山家・竹内洋岳氏コメント
「標高8000mの世界は宇宙に最も近い場所。
見上げる空は黒く、太陽は白く、まるで光の中にいるような世界。そこは、空気が地上の3分の1しかなく、かわりに光で満たされている。漂う光の粒子、その一粒一粒が発光しているかのように見える。黒い空に、光の粒子が漂うような標高8,000mの空間をベゼルに封じ込めた。」

PRO TREK(プロトレック)
https://protrek.jp/

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