カシオ計算機創業者の1人で発明家である樫尾俊雄の理念を社会に伝える樫尾俊雄発明記念館が主催した第5回「樫尾俊雄 発明アイディア コンテスト」の最終選考会がオンラインで2022年12月4日(日)に行われた。(https://hatsumeicontest.jp/contest/result.html)
その最終選考会で高学年の部、東京都中央区立豊海小学校6年「緑川 詩織(みどりかわ しおり)」さん、低学年の部で北海道上川郡下川町立下川小学校 1年「三浦 まりな(みうら まりな)」さん、の2人が樫尾俊雄賞(最優秀賞)を受賞した。
受賞コメント:昨年のコンテストでは2番目の発明記念館賞だったので今回、最優秀賞をもらえて非常に嬉しいです。今年の夏タイに行き、大雨で洪水となり海にゴミが沢山浮いているのを見て何とかしたいと思い、世界中の皆が協力して海洋ゴミを収集して海をキレイにしていくことができないかと、このクワガタくんを思いつきました。
受賞コメント:最優秀賞をもらえて、とてもうれしいです。
発表用の動画も20回も練習して大変でしたが、うまく出来上がりました。
絵をかいたり工作をしたりするのが好きなので、発表用の「わすれんぞう」は楽しく作れました。これからも発明をして、人の役に立ちたいです。
この発明アイディア コンテストは、発明による社会貢献の喜びを次世代に伝えることを目的として開催されており今回で5回目を迎えた。今回のファイナリストは応募者の中から選ばれた10名の出身県は、1北海道(2名)、青森県(3名)、東京都(3名)、愛知県(1名)、長崎県(1名)だった。
毎年、全国の小学生の応募が多数あり応募作品の傾向として、高学年の部では海洋ゴミなどの環境問題や、コロナ禍で注目されている健康問題に取り組んだ作品が多くみられた。また低学年の部では、保育園の送迎バスの中での体験をテーマにした作品など、家族への思いやりが感じられるなど子どもの視点から見たアイディアの作品が多数集まったという。
来年も「樫尾俊雄 発明アイディア コンテスト」を実施する予定なので、身近に小学生のお子さん達がいたら、人の役に立つ夢のあるアイディアを応募するように薦めてみたらどうだろうか?
第5回樫尾俊雄 発明アイディア コンテストhttps://hatsumeicontest.jp/contest/result.html
樫尾俊雄発明記念館 https://kashiotoshio.org/