カメラ・写真業界の国内最大規模の「CP+2024」が2月25日に閉幕した。CP+事務局では4日間(2月22日~25日)の総来場者数は4万8,879人(速報値集計)。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け開催された2023年のリアル会場入場者は3万8,181人だったので今年は、前年度を1万人超えの観客動員となった 。
140社・団体以上もの出展があり、会場大体が大きく盛り上がった。メインのカメラメーカーからは、CANON EOS R3・EOS R6 MarkⅡ、NIKON Z9、SONY α9Ⅲ、Panasonic LUMIX S5Ⅱ、OMデジタルソリューションOM-1 MarkⅡ、FUJIFILM GFX100Ⅱなど2024年の春に注目される超高性能な機種がお披露目された。
今回、様々なメーカーが出展する中で、(株)東京印書館の「自分の写真集」ブースが一際、注目を浴びていた。これは、自分の写真にこだわり、自分自身の写真集を作ろうという企画内容で、私たちと写真集を作りませんか?」というフレーズを主体に、CP+の来場者へ声がけしていた。
今回、このブース出展のイチ押しとなっている「写真集の印刷ワークショップ」について、(株)東京印書館 営業部の「下中 周介」さんに話を聞いた。
「私たちの会社は創業70年以上続いている印刷会社で、近年、写真集、美術館の図録、絵本などグラフィックに重きをおいた印刷物の制作物を行っています。
今回出展の中心は、「写真集の印刷ワークショップ」です。写真集はハードルが高いとか、 どれ位の部数を印刷しなければならないのか?とか、そもそも、写真集をどの様に作ったら良いのか? など、様々な声を聞いています。
最近では、データをネットから入稿すると写真集が出来上がるというサービスもありますが、私たちのサービスは、自分のイメージにこだわり、表現を大事にして良いモノを作りたいという写真家やアマチュアの方々向けに案内している「写真集の印刷ワークショップ」という写真作りのサービスです。
昨年もこのCP+に出展しましたが、その時に、ご自身の作品を本にしたいという方々が非常に多くいました。今は、SNSで手軽に自分の写真情報など発信できる環境が充実しているので、わざわざ本を作らなくても良いのでは?という声もありますが、出展して判ったのは、「印刷して、紙にして、作品を世代を超えて残したい」と思っている方々が多かったため、ここに着目し、今回のサービスを開始したのだという。
こだわりの写真集の制作。自身の写真にこだわりを持つ写真愛好家や写真家たちが、自分のアイデンティティを活かしたこだわりの写真集を制作して欲しい。 写真好きな人達なら、その写真集を手に取って見たみたいと思うだろう。
■写真集印刷ワークショップ 「あなたのこだわりの写真を、こだわりの写真集へ」
デジタル印刷コース:38,000(税込) 計2日コース
内容:色調・レイアウト打合せ・色校正・印刷立ち会い完成した写真集1部
+最終データ。
オフセット印刷コース:180,000(税込) 計3日コース
内容:色調・レイアウト打合せ・色校正・印刷立ち会い完成した写真集200
部+最終データ。
■写真集の仕様
判型:A4縦(A5、B5判型も可)
頁数:フルカラー16頁(写真点数:最大16点)
用紙:マットコート 135kg(グロスコート/微塗工紙も選べる)
製本:中綴じ製本
※詳細は問い合わせること。
制作期間 :2週間~1ヶ月間
会 場 :東京印書館朝霞台事業所・校正ルーム
住 所 :〒331-8508 埼玉県朝霞市北原2-14-12
TEL :048-486-3808
(株)東京印刷館 HP https://www.inshokan.co.jp/
CP+2024 https://www.cpplus.jp/
CANON https://corporate.canon.jp/profile/communications/event/cpplus2024
NIKON https://www.nikon-image.com/event/cpplus2024/
SONY https://www.sony.jp/ichigan/a-universe/specialevent/cpplus2024/
OMSYSTEM https://jp.omsystem.com/event/cpplus2024/
Panasonic https://panasonic.jp/dc/cpplus2024.html
FUJIFILM https://fujifilm-x.com/ja-jp/special/cpplus/