日本国内や世界中の旅をしている一般財団法人 日本旅行写真家協会の会員による第19回写真展〜旅のドキュメント〜が東京 四ッ谷にあるポートレートギャラリーで11月27日(水)まで開催中だ。
参加している写真家の多くは、日本国内や世界中を旅して数々の作品を発表している。今展は、旅で訪れたい美しい風景から世界遺産、少数民族や伝統的な文化を写真家の目でとらえた 素晴らしい写真展となっている。
中でも同協会の立木 寛彦会長が撮影した中国 湖南省の「奇岩の大海」は映画「アバター」の舞台となり世界的に脚光を浴びた奇岩群だ。我々日本人に想像もつかないような自然風景を捉えた写真を見ると、実際に中国へ行き、この奇岩の大海を目前で見たいと思わせる作品だ。
また、北アフリカ チュニジアに住む砂漠の民の住居や米国西部のグランドサークル内にあるザイオン国立国立公園やインドネシアの伝統芸能とそこで暮らす人々、中国四川省成都市など見応えのある作品ばかりだ。
国内では、世界各国から渋谷に集まる人々の非日常を切り取ったものや、岐阜県山岡村の細寒天作りを物語りのように見せている作品、北海道の冬に、走る列車に驚きもせず戯れる2羽のタンチョウヅルや小笠原で生命の源を彷彿させるような原生林、沖縄の「琉球伝統芸能」を描写した作品など、41名の旅をこよなく愛する写真家の思いが伝わる小さな個展のようだ。
11月27日(水)まで開催しているので、写真から想像をかき立て、思い思いの旅をしたらいかがだろうか?
◆第19回旅写展~旅のドキュメント~
会 期:2024年11月21日(木)~27日(水)
10:00~18:00(最終日は15:00まで)
会 場:ポートレートギャラリー 一般社団法人 日本写真文化協会
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-7-12 日本写真会館5階
TEL 03-3351-3002
◆一般社団法人 日本旅行写真家協会
〒160-0008 東京都新宿区四谷三栄町2‐14 四ッ谷ビジネスガーデン
TEL:03-3355-1533