触って確かめよう!深海の海水はどれくらい冷たい?

141205_enosui_01イルカのショーやクラゲ、ウミガメなど人気生物に加え、世界初となるシラスを飼育展示して食育にも積極的に取り組む“えのすい”こと新江ノ島水族館。水族館ファンにとっては深海の環境を再現した水槽や、JAMSTEC(海洋研究開発機構)の「しんかい2000」を展示している事でもお馴染みだ。
その“えのすい”では年明けの2015年1月3日(土)より、同館初となるプログラム「バックヤードツアースペシャル『深海編』」を実施する。

このプログラムは小学4年生以上を対象に、海水温が下がり深海生物の調査が盛んになる冬に合わせて実施されるもの。世界でも珍しい深海生物の長期飼育を目指す、えのすいトリーター(展示飼育スタッフ)ならではの苦労話や、館内からは見る事が出来ない飼育機材を実際に見ることができる貴重な機会となっている。

また、深海生物を飼育する海水に直接触れて、深海の海水はどのくらい冷たいのか体感できるプログラムも予定されている。DVDやYouTube、JAMSTECの公式サイト等で手軽に深海の動画を閲覧できるようになってはいるが、そこに棲む生物がどのような環境に暮らしているかを温度から知る機会は少ないはず。この体験プログラムを通して、画面の向こうの深海の世界をよりリアルに感じられるのではないだろうか。

新江ノ島水族館「バックヤードツアースペシャル『深海編』」の参加費は800円(別途水族館入場料が必要)。元旦を除く1月中の土曜、日曜、そして祝日の12:00~12:40に、各日先着20名限定で行われる。
開館時間よりウェルカムラウンジで当日券を販売するので、参加希望者は余裕をもって出かけるのが得策だ。

新江ノ島水族館
http://www.enosui.com/
JAMSTEC
http://www.jamstec.go.jp/j/

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