眞鍋かをりがフジッコの和食フォーラムに登場!「本格的なだしで和食作りたい」

141110_mame_0111月は農水省が推奨する和食月間であるが、11月24日(いいにほんしょく)の「和食の日」に先駆けて、11月6日にフジッコが八芳園(東京)で第1回目となる「和食フォーラム」を開催。メディアや流通関係者、一般が参加、ゲストにはタレントの眞鍋かをりさんを迎え、フジッコのCMキャラクター「ふじっ子ちゃん」としておなじみの田牧そらちゃんと一緒に和食と栄養について勉強した。

第一部では、農学博士の矢沢一良さんと医学博士で栄養管理士の本田京子さんによる食物繊維の摂取の仕方についてパネルディスカッションが行われた。
例えば、「一汁三菜」という、ごはんと汁物に肉や魚、卵などのタンパク質を補う主菜を一品、豆や野菜、海藻などのミネラルやビタミン、食物せんいを補う副菜を2品組み合わせた昔ながらの日本食のスタイルが、理想的な栄養バランスになる。

また現代人、特に20~30代は食物繊維が不足しがちだが、豆は食物繊維が豊富で、スプーン1杯がちょっとした野菜サラダに相当することを説明。若い世代には豆を食べる習慣が不足していることもひとつの原因だと指摘。
さらに、昆布もミネラルと食物繊維が豊富で、とろろ昆布には脂肪吸収を抑制する働きがあることを解説した。

第二部では眞鍋かをりさんとふじっ子ちゃんが登場し、おかずが足りない時の「一菜プラス!」をテーマにレシピが紹介され、数種のだし汁の試飲会が行われた。現代人は塩分を取り過ぎなので、そんな時はだしを利かせるのが良いとのこと。
また、体作りのために朝は和食を作って食べているという眞鍋かをりさんは「時間があれば昆布でだしを取ったり、かつお節をパックに詰めて使ったりするけれど、本格的なだしを取った和食を作ってみたい」とコメント。

第三部では、親から子、子から孫へと受け継ぐ郷土料理と伝統行事がテーマ。近頃では正月におせちを食べたり初詣に行かない人が増えているというが、栗きんとんは「栗金団」と書いて金の塊で金運をもたらすなど縁起物でもあるので、年初めにそれを食べる意味があるという話が本田さんからあった。
また、全国で和食を広げるために結成された「ご当地ふじっ子ちゃん」が登場、東北はずんだ餅、近畿は神戸牛、東京は深川めしなど、その土地の名産を紹介した。
パネルディスカッション終了後は、お昼時ということもあり、一汁三菜が配置できる「おべんとう丸くん」に入ったお弁当と、お吸い物+とろろ昆布のランチもふるまわれた。

フジッコでは、不足しがちな食物繊維を多く含む豆製品や、とろろ昆布の「純とろシリーズ」も多数ラインナップ。会場では専用の機械でとろろをその場で削り上げるなど、風味豊かな香りが会場に広がった。
2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された和食。その食文化を大切にする意味でも、和食の日を前に栄養バランスのとれた健康的な食事を心がけてみては?

フッジコ株式会社
http://www.fujicco.co.jp/

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