11月30日(金)から11月8日(日)まで、東京ビッグサイトで一般公開される第44回東京モーターショー。11月28日には一般公開に先駆けてプレスに公開された。
世界有数の自動車ショーに数えられる東京モーターショー。今回はマツダのロータリーが復活するなどのトピックはあったものの、前回の出展が178社であったのに対し、160社に減少するといったデータもある。クルマ好きにとっては、フェラーリやランボルギーニが出展していないことも寂しく感じるかもしれない。
こうした中、東京モーターショーに華を添えているのが、スポーツカーの名門ポルシェである。ブースに設けられた特設ステージにポルシェジャパン株式会社七五三木(しめぎ)敏幸社長と、本国ドイツから来日したエアハルト・メスレ氏が登壇し、ポルシェ911カレラ4Sと、ポルシェマカンGTSの2台をお披露目されると会場がフラッシュに包まれた。
その他にも911GT3 RSやケイマンGT4、ハイブリッドモデルのカイエンSE-ハイブリッドとパナメーラSE-ハイブリッドも展示され、取材に訪れた自動車専門紙誌や各メディア担当者の注目を集めていた。
東京モーターショーの開催に先駆け、横浜の大さん橋ホールで、主にメディアを対象にしたイベントで「488スパイダー」をお披露目したフェラーリに対し、多くの一般来場者が訪れる東京モーターショーを選んだポルシェ。その背景には、ポルシェがラグジュアリー性を有しながらケイマンやマカンといった、国内マーケット拡大を狙う車種も好調であることも影響しているかもしれない。
多くのクルマ好きにとって、東京モーターショーの会場で憧れの最新輸入スポーツカーを見るという行為は何ものにも代えがたい喜びなのである。その意味でも、11月30日からの一般公開日ではポルシェブースが注目を集めそうだ。
東京モーターショー
http://www.tokyo-motorshow.com/
ポルシェ ジャパン
http://www.porsche.com/japan/jp/