小説「君の膵臓をたべたい(住野よる/双葉社)」、通称「キミスイ」が2016年本屋大賞の2位にランクインし、累計200万部突破のベストセラーとなったことは記憶に新しい。
インパクトのあるタイトルだが、その内容は主人公である高校生の「僕」と、膵臓の病気で余命いくばくもないクラスメイト・桜良(さくら)との感動的な青春物語で、意外性のある結末も話題となり、若い世代を中心に多くの人々の心を揺さぶった。「キミスイ」人気はとどまることを知らず、7月28日(金)には、ついに映画が全国ロードショーとなる。
それに伴い、映画『君の膵臓をたべたい』オフィシャルガイド(税込1620円)が7月24日(月)に双葉社から発売となった。
映画では、原作にはない12年後の「僕」の現在が描かれ、過去と現在という2つの時間軸を交差しながら物語が進んで行くのが見どころのひとつ。大人の「僕」を演じるのが小栗旬、そして桜良の親友・恭子を演じるのが北川景子である。
オフィシャルガイドでは、小栗旬、北川景子のスペシャルインタビュー、高校生の「僕」を演じる北村匠海と、桜良を演じる浜辺美波というフレッシュな若手のインタビュー&クロストーク、2ショット撮り下ろしを始めとし、登場人物相関図、メイキング、監督インタビュー、プロデューサー対談、そして本作のために主題歌「himawari」を書きおろしたMr.Children桜井和寿のコメントなど、作品のファンや俳優のファンに嬉しい盛りだくさんの内容となっている。
原作を読み、生きることについて考えた読者も多いだろう。映画では、大人になった彼らのストーリーを加えることで、さらに幅広い層が共感できる内容となっているようだ。出演者インタビューでも、大人の自分が観ても感じる部分や教わることが多い作品、老若男女たくさんの人に観て欲しいというコメントが見られる。
友達同士はもちろんのこと、夏休みに家族で見に行くにもふさわしい作品なので、その前にオフィシャルガイドを読んで気持ちを高めるのもオススメ。
映画「君の膵臓をたべたい」オフィシャルガイド
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-31282-9.html
映画「君の膵臓をたべたい」
http://kimisui.jp/
書籍「君の膵臓をたべたい」
http://www.futabasha.co.jp/introduction/2015/kimisui/