正確な時を刻むため、常に進化を続ける腕時計。19世紀に懐中時計から枝分かれした腕時計は、“自動巻き”や“トゥールビヨン”など機械式テクノロジーと共に、1960年代には水晶に交流電圧をかけると一定の周期で規則的に振動する特性を活かしたクォーツ式腕時計を誕生させるに至る。現代では既存の腕時計テクノロジーに加え、“GPS”や“Bluetooth”を搭載する先進モデルも誕生し、様々なシチュエーションでも正確な時を刻み続けるまで進化を遂げている。
そうした最先端テクノロジーを搭載する代表的な腕時計ブランドのひとつが、CASIOのフラッグシップラインを構成する「OCEANUS(オシアナス)」だ。2017年10月に発売予定の「G2000」シリーズでは、世界の時刻情報を腕時計自身が自動でアップデートするだけでなく、アプリと連動させることで、腕時計の固定概念を超える機能、“Connectedエンジン3-way”を搭載した次世代モデルと呼ぶべきプロダクトである。
軽量性に優れるチタン製ケースに、工具を使用することなく調整可能なステンレスバンドを組み合わせた「G2000G」は、スマートフォンリンク機能によりワールドタイムの時刻設定を約300都市対応とした他、自動でタイムゾーンやサマータイムの変更や更新を行う事が可能。CASIOが誇る蛍光灯の光でも発電するテクノロジー“タフソーラー”との組み合わせで、海外出張が多いビジネスパーソンにとっては頼りになる相棒となるだろう。
また両面無反射コーティングを施して視認性を確保する99%の透明度を誇るデュアルカーブサファイアガラスを囲うように、ブルーのサファイアガラスベゼルを搭載。熟練の技を要する“ザラツ研磨”や“DLC処理”などの見た目と実用性を両立させる技術を惜しむことなく投入し、「OCEANUS」の名に相応しい腕時計に仕立てている。
またクロコダイルバンドを採用した「G2000L」には、あえてサファイアガラスベゼルを採用せず、シンプルなルックスを演出。シンプルなベゼルと艶やかなクロコダイルバンドによるコントラストが、フォーマルなシーンでも活躍する高級感溢れる“大人の腕時計”らしさを主張するのだ。
多機能モデルでありながら、腕時計に求められる品格をも追求した「G2000G」の価格は税別で23万円、クロコダイルバンド仕様の「G2000L」は税別で20万円となっている。情報の流通が活発化し、世界とのコミュニケーションが不可欠となった今、腕時計にも“正確な時を刻む”以上の機能が求められつつある。新しい「OCEANUS」は、そうしたニーズに対するひとつの模範解答なのだ。
OCEANUS
http://oceanus.casio.jp/