慢性の炎症性皮膚疾患「乾癬」。「カンセン」という言葉の響きから、感染症などと間違えられたり、その認知度の低さから誤解を生み、患者の方は社会生活に支障がでたり、精神的にも負担を感じたりしている方も少なくない。
その乾癬をもっと広く一般に認知してもらおうと、世界的なバイオ医薬品企業で、乾癬治療薬の研究揮発を行っているアッヴィ合同会社が、５月１８日土曜日、東京・お台場のヴィーナスフォート教会広場において、「乾癬患者さん応援ソング『晴れゆく道』完成記念トークショー『お台場乾癬塾』」を開催した。
イベントには、自身も乾癬患者として認知活動に力を入れている音楽クリエイターのヒャダイン氏と、東京医科大学病院皮膚科の大久保ゆかり教授をゲストに迎え、前半は大久保教授と、皮膚病に効能があるといわれる道後温泉のある愛媛県のキャラクター「みきゃん」と、同じく下呂温泉の「げろぐるくん」も応援に駆け付け、まずは乾癬認知のためのクイズショーが行われた。
クイズショー後はヒャダイン氏が登壇し、乾癬患者応援ソング「晴れゆく道」のミュージックビデオを放映。
続くパネルディスカッションでは、一般社団法人INSPIRE JAPAN WPD 乾癬啓発普及協会の代表者も交え、乾癬についての話や、患者自身の体験談などが披露されたが、ヒャダイン氏の軽妙なトークもあり、来場客も深刻になりがちなテーマを気負うことなく聞くことができたようだ。
アッヴィ合同会社
ミュージックビデオ「晴れゆく道」(YouTube)
