昨年、月9枠で放送していたフジテレビ系ドラマ『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』で主演の小栗旬が着用しているパーカーがネット上で話題になっていた。白地のパーカーに「DAMMY」の文字が3つ並んでいるこのデザインは、模造品、替え玉という意味の英単語“dummy”とかけているのかとも言われていたが、実は「DAMMY(ダミー)」というブランドだったのだ。
東京・原宿のストリートから発信されるスタイルをメインに、幅広いテイストを網羅する、若い世代の女性をターゲットとする「WEGO(ウィゴー)」が手掛けるオリジナルラインがDAMMYである。
DAMMYのプロデューサー兼デザイナーを務めるのは、映画『ホットロード』でも衣装デザインを担当した澤田石和寛氏だ。澤田石氏は、DAMIR DOMA×Kazuhiro Sawataishi『IN THE VAGUE LIGHT』をパリで発表、『十三人の刺客』で5th Asian Film Awards Best Costume Designerにノミネートされるなど世界規模で精力的に活動中。『クローズ ZERO2』、『るろうに剣心 2&3』、最近だとauのテレビCM『あたらしい英雄』シリーズでも衣装デザインを担当している。
そんなグローバルに活躍する澤田石氏とWEGOとの共謀により、2011年秋に立ち上げられたDAMMY。東京のストリートをベースにエレガンスを流し込むために2015年4月10日にラフォーレ原宿にブランド初のオンリーショップをオープンしたのだ。
WEGOより少し大人なDAMMYは、力強く、ジェンダーレスなストリートを表現。大人めギャルから、奇抜なアイテムまで幅広く揃っている。ラフォーレ原宿4Fにてオープンしているので、原宿に来たらぜひ寄ってみてはいかがだろうか。