カメラ映像機器工業会(CIPA)が主催するカメラ・写真業界の国内最大規模の「CP+2025」が3月2日に幕を閉じた。CP+事務局では4日間(2月27日~3月2日)の総来場者数を5万5,776名(速報値集計)と発表。昨年(2024年)は4万8,879人だったので前年を上回る観客動員を記録した。

さらに、今年は過去最多124企業・団体以上もの出展があり、初日から会場全体が盛り上がりを見せていた。CP+開幕前に、OM SYSTEMから「OM-3」、CANONから「PowerShot V1」、SIGMAから「BF」、Panasonicから「S1R II」などの2025年春に注目される高性能な新機種が続々発表されており、会場でその製品を一目見ようと大勢のファンが詰めかけた。
主要カメラメーカーの出展はもとより、カメラ機材メーカーも興味深い製品を競って展示しており、カメラ好きには話題が尽きない必見のイベントとなった。
当サイトでは、このCP+2025で見つけた面白い製品や注目する製品などを数回に分けて紹介する。
今回のVol.1では、ユニークなカメラ関連機器を展示する株式会社ユニテックスの「高速USB3.0LTOテープ装置」と言うアーカイブシステムを紹介しよう。
「多くのカメラ愛好家達を悩ませているのが画像の管理でしょう。写真や動画を撮り始めるとその管理に手間取るのと、ディスクが一杯となり買い足さなければならないというのが悩みのタネだと思います。この問題を解決したのが、「高速USB3.0 LTOテープ装置」です。LTOは増え続ける膨大なデータを効率良くアーカイブし、安全に保管・管理できる最先端技術です。
「多くのカメラ愛好家達を悩ませているのが画像の管理でしょう。写真や動画を撮り始めるとその管理に手間取るのと、ディスクが一杯となり買い足さなければならないというのが悩みのタネだと思います。この問題を解決したのが、「高速USB3.0 LTOテープ装置」です。LTOは増え続ける膨大なデータを効率良くアーカイブし、安全に保管・管理できる最先端技術です。

コンパクトなLTO
LTO(Linear Tape Open)とは、大容量、低コスト、50年耐久性、省エネ、安全性などを兼ね備えている国際基準の大容量の磁気テープメディアで、データの長期保存に最適なメディアとして注目されています。次世代LTO-9は容量・転送速度共に進化を遂げており、データの保護・アーカイブ市場において理想的なストレージメディアといえます。最新世代LTO-9は45TB(最大)のデータを格納できます。

木川 直輝(きかわ なおき)氏
私たちは、テープと言うとカセットテープやオープンリールテープなど現在では無くなっているものが多いですが、LTOは銀行、証券会社、データセンターなどコンピューターのバックアップシステムとして現在も多用されています。つまり一般の方の目には入らない所で活躍している大容量の最先端メディアなのです。
当社では、このメディアをUSB3.0でパソコンと接続して使えるようにし、写真や動画などのデータ保管を最適にできるようにしました。
もちろんアーカイブソフトウェア(UNITEX ArchiveLT)でLTO以外のHDDなどの検索も出来る様になっていますから、これでもう保管用ディスク容量に悩む必要はなくなるでしょう。これで、カメラライフがもっと楽しく充実してゆきます」とマーケティンググループ 木川 直輝(きかわ なおき)氏が語ってくれた。
Photo&Report @JTPA Shuichi Yamamoto

【製品紹介】
製品名:UNITEX USB-LTO Drive
https://www.unitex.co.jp/products/hardware/lto/lto-tapedrive/
仕様:USB3.0インターフェースによるプラグアンドプレイ接続
SASインターフェイスも搭載したハイブリッドモデルも用意(USB/SAS)
Windows,Mac,Linux対応
ハードウェアレベルでの暗号化機能
LTOメディア(カートリッジ)の寸法:
幅105.4×奥行102.0×厚さ21.5(mm)
・製品名:UNITEX ArchiveLT
https://www.unitex.co.jp/products/software/ltfs/archivelt/
株式会社ユニテックス
HP https://www.unitex.co.jp/index.shtml
会社住所:東京都町田市中町2-2-4 ユニテックスビル
TEL: 050-3386-1242

